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安全性試験だけじゃない!有用性試験も可能!
OECD TG 492準拠の三次元再生ヒト角膜上皮モデル

OECD TG 492で使用可能に
2013年3月11日、EUにおいて動物実験が行われた原料を含む化粧品の販売が全面的に禁止となりました。
その他の国でも同様の動きがあり、化粧品に対する動物実験の規制は世界的な流れとなっています。
世界共通の公的試験法であるOECDテストガイドライン(OECD TG)には、皮膚一次刺激性試験や皮膚感作試験などの動物試験代替法が収載されています。
眼刺激性試験の動物試験代替法においては複数の試験法が収載されていますが、そのうちOECD TG 492(RhCE法)において、2017年10月から三次元再生ヒト角膜上皮モデル「SkinEthic HCE」も使用可能になりました。


皮膚モデル画像


新しい眼刺激性試験代替法として注目!
SkinEthic HCEは、株化したヒト角膜上皮細胞を培養して再構築した三次元再生ヒト角膜上皮モデルです。
ヒトの角膜上皮にきわめて類似した構造で、ムチンなど角膜特異的なタンパク質の発現も観察されています。
SkinEthic HCEを用いた眼刺激性試験は、動物を用いた一般的な眼刺激性試験であるDraize試験等との相関性が高く、新しい眼刺激性試験代替法として注目を集めています。
また、SIRC(ウサギ角膜上皮細胞)を用いた単層培養系で評価が困難だった難水溶性物質の評価も可能です。
さらに、モデルの耐久性が優れていることや、試験の再現性が高いことも特徴です。


断面図の比較


安全性試験だけじゃない!有用性試験もできます
SkinEthic HCEは、もともと化学物質の眼刺激性評価の代替法に用いるために開発された角膜モデルですが、角膜構造を有することから眼刺激性評価だけでなく、有用性の評価ツールとしても利用できます。

眼は、紫外線やブルーライトなどの環境ストレスの暴露や、乾燥によるドライアイなど常に危険にさらされています。
そんな眼を守っているのが角膜上皮です。
角膜上皮は角膜の最も外側にあたり、角質層を持たない角膜を守るバリアとして働いています。
ヒトの角膜上皮にきわめて類似した構造を有するSkinEthic HCEを用いることで、各種の環境ストレスを与えた時の角膜細胞の応答性が確認できます。
目薬やブルーライトカットめがね・フィルムなどの有用性評価が動物試験代替法で実施することが可能です。


応用例


日本動物実験代替法学会でポスター発表&出展します
日本動物実験代替法学会で、ポスター発表と商業展示エリアに出展し、SkinEthic HCEを紹介します。
ポスター発表では、環境因子により生じる眼のトラブルに対する有用性素材の評価について、各種環境ストレスをSkinEthic HCEに与えた時の角膜細胞の応答性について検証した結果を報告します。
商業展示エリアでは、SkinEthic HCEのガイドライン化についてのほか、今年導入した再生ヒト皮膚全層モデルT-Skinについてもご紹介しますので、ぜひ、ご来場ください。

学会名:日本動物実験代替法学会 第30回大会
会期:2017年11月23日(木)~25日(土)
場所:大田区産業プラザ(PiO)
【ポスター発表】
日時:11月23日(木) 15時15分~16時15分
ポスター番号:P-5
タイトル:環境ストレスによる三次元角膜モデルSkinEthic HCEの応答性の検証
【展示】
ブース:ポスター・展示会場内商業展示エリア No.11



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