CSR

未来への応答

人権・倫理

ニッコールグループでは、次世代を⾒据えた
「組織⾵⼟」「企業⽂化」の醸成、新しい働き⽅の実現に取り組んでいます。
ワークライフバランスの充実、リモートワーク環境の整備、男性従業員の育児休業推進、
⼈材の多様化(多国籍⼈材)はもとより、「NIKKOL 25 for 2030」で標ぼうする
「真のやりがい」を⽀援する取り組み、
コンプライアンス強化などの浸透・定着に努めています。

人材に対する取り組み

人権の尊重

近年、国内外において⼈権への意識が⾼まり、企業の事業活動における⼈権尊重の取組みが重要となっています。⽇光ケミカルズにおいては、⼈権尊重への取組みをより⼀層推進するため、「⽇光ケミカルズ株式会社 ⼈権⽅針」を策定し、公表しています。
本⽅針のコミットメントは、国連の「ビジネスと⼈権に関する指導原則」に沿って、世界⼈権宣⾔、市⺠的及び政治的権利に関する国際規約、ならびに経済的、社会的及び⽂化的権利に関する国際規約からなる、国際⼈権章典、および国際労働機関の「労働における基本的原則及び権利に関する宣⾔」に定められた基本的権利に関する原則に基づき、また、国連⼦どもの権利条約および国連⼥性差別撤廃条約に要約されている、⼦どもおよび⼥性の権利にも⾔及しています。さらに、⽇光ケミカルズは、「OECD多国籍企業⾏動指針」および「⼦どもの権利とビジネス原則」を遵守しています。
⽇光ケミカルズは、事業を展開するあらゆる地域において、当該国の国内法を遵守し国際的に認められた⼈権を尊重します。両者が相反する場合には、当該国内法を遵守する⼀⽅、可能な限り国際的な⼈権を尊重する⽅法を模索します。また、差別、強制労働、⼈⾝売買、児童労働を禁⽌し、安全で健康的な労働環境と個⼈の尊厳の確保に努めるとともに、従業員との関係において、適切な情報提供と有効な話し合いができる環境の維持に努めています。

内部通報制度 NICALL 119

企業が健全に成長するためには、社内でのコンプライアンス違反やその疑いのある事象などを通報・相談できる窓口が不可欠です。ニッコールグループでは内部通報制度「NICALL 119」を設け、その基盤を固めています。制度の対象は、役員、正社員、契約社員、パートタイム労働者など、グループで業務に従事する全ての人材です。通報が事実と認められた場合、通報対象者は社規則に従って厳正な処分が下され、その結果は通報者にもフィードバックされます。

幅広い通報・相談に対応
「間口は広く、敷居は低く」をモットーに通報・相談を受け付けています。法令違反、社内ルール違反などのホットラインだけではなく、悩み相談といったヘルプラインも重視しています。
3つの通報・相談窓口
社内の専門チームのほか、弁護士や第三者機関も相談に応じています。日・米・中の言語に対応しており、マルチリンガルなスタッフが通訳や三者間通話を担当します。
4つの通報・相談方法
第三者機関への通報・相談は4つの方法を用意しており、専用WEBフォーム、電話、電子メール、郵送に対応しています。通報・相談者の了承がない限り、氏名や所属は社内に報告されません。

1on1の運用

1on1(ワンオンワン)は、上司と部下による定期的な1対1の対話の仕組みです。ニッコールグループでは、2020年にグループ全体で導入し、活発に運用されています。業務打ち合わせや進捗確認、評価のための面談とは異なり、上司と部下の相互理解、部下の中長期の成長支援が目的。部下の気持ち・課題や悩みを共有し、励まし、支援します。1on1を通して上司と部下の関係性が向上すると共に、従業員の成長が促進されています。

働き方

多様な働き方とワークライフバランス

ニッコールグループでは、従業員それぞれのライフステージにおいて最も力が発揮できるワークスタイルを従業員自身が選択できるよう、多様な働き方を実現しています。日光ケミカルズでは、フレックスタイム制、裁量労働制を導入し、ワークライフバランスの向上とともに、従業員の自律性の醸成を図っています。また、リモートワーク/在宅勤務の導入による生産性の向上への取り組み、さらに、労働時間の適正化(残業時間の短縮)、有給休暇の取得を促進し、成果を出しています。多様な働き方の推進は、離職率の低減にも効果を示しています。

健康経営

従業員の健康の維持・向上を重要課題と捉え、ニッコールグループ全体で「健康経営」を標ぼうしています。健康診断や人間ドックの受診や再検査受診の推進、食生活に関する指導、適度な運動の励行、メンタルケア面談や健康に関する専門家のレクチャーの実施、計測機器(血圧計など)を各社に設置するなど、従業員の身体と心の健康を意識した取り組みとなっています。

多国籍の従業員が集う場

ニッコールグループでは、多様な価値観が集う場所となることを目指し、外国籍従業員の採用を推進し、受け入れ環境を整備するプロジェクトをグループ全体で展開しています。従業員の国籍数は年々伸びており、2024年10月現在では、日本、中国、アメリカ、インド、ベトナムなど、14国籍の従業員が活躍しています。

女性活躍

日光ケミカルズでは、女性管理職が占める割合が全体の22%となっています。ニコダームリサーチは25%、日光ケミカルズ(シンガポール)は33%に達しています。そのほか、日光ケミカルズ・日本サーファクタント工業では、次世代育成支援対策推進法・女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定。グループ全体で女性活躍のためのプロジェクトを立ち上げ、性別に囚われない人材登用により、多様性のある企業運営を目指しています。

男性育休推進

ニッコールグループでは、女性従業員はもとより、男性従業員の育児休業取得を推進するプロジェクトを進めています。育休取得を促す情報発信やパンフレットの配布などの啓もう活動の結果、2021年以降、男性育休者は年ごとに増加し、2023〜2024年度には6名が取得しました。営業・研究・事務部門はもとより、製造部門でも取得可能な文化と環境が整ってきています。

セルフビズ

セルフビズとは、社員の柔軟性を引き出すため、年間を通して各社員の判断で服装を自由に選んで勤務する、自己管理主体のアクションを喚起する取組みです。日光ケミカルズでは、2021年よりセルフビズを導入し、通年での省エネの取り組みであることはもちろん、従業員同士のコミュニケーション活性化、柔軟かつ新たなアイデアの創出、就業意欲・業務効率を高めることを目指しています。

倫理・社会貢献

情報セキュリティ基本方針

ニッコールグループでは、全ての情報資産を適切に活用・保存し、安全かつ適正に管理することで、企業経営の向上と信頼の確保に努めています。私たちは、高度で均質な情報セキュリティマネジメントを実現するため、基本方針に基づき、継続的に情報セキュリティに取り組んでいます。

夏休み親子イベント

日光ケミカルズでは、主力製品である界面活性剤をより身近に感じてもらうことを目的とし、小学生を対象に夏休み親子イベントを実施しています。実験やクイズ、クリーム作り体験を通して、界面活性剤の魅力を楽しく学べる機会を提供しています。

開放研究室

日光ケミカルズでは、青森県の理美容専門学校へ研究員を派遣し「化粧品総括製造販売責任者」の取得に向けた3日間の研修講座の提供や、開放研へ招いてスキンケアクリームの作り方など実習による交流を行なっています。

その他の具体的な取り組み

ニッコールグループのその他の具体的なCSR活動をご紹介いたします。

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