NIKKOL ECO-Friendly Policyおよび製品定義
NIKKOL ECO-Friendly Policy とは
ニッコールグループの中長期計画に基づいた重点課題と、環境・社会的課題に対して進むべき方向性を示したサステナビリティに関する最上位方針です。
NIKKOL ECO-Friendly Policy 策定の背景
ニッコールグループでは、2010年から「GCS+E」戦略を推進してきました。近年では、グリーンケミストリーの12原則で述べられている環境負荷低減のみならず、社会的・経済的な観点からも良好な経済活動を維持し続けることを意味する「サステナビリティ」が求められています。
そこで、サステナビリティを高付加価値な経営戦略の一つとして捉え、2022年に「NIKKOL ECO-Friendly Policy」が策定されました。
「ECO」は、「Ethical(倫理的な企業活動)」、「Climate(気候変動に対する対策)」、「Origin(持続可能なリソースの活用)」の頭文字から成り、それぞれ以下の考えに基づいています。
Ethical(倫理的な企業活動)
責任のある原材料の調達、社会の多様性に寄り添った事業の実現を目指しています。倫理的かつ持続可能な社会を意識し、公正な社会の実現に努めます。
Climate(気候変動に対する対策)
地球の温暖化防止、気候変動対策への貢献を目指しています。気候変動に対する取り組みを通じて、二酸化炭素排出量の削減、廃棄物の削減等に努め、環境に関する法規制を遵守します。
Origin(持続可能なリソースの活⽤)
持続可能な資源を活用することで、循環型社会の実現を目指しています。バイオテクノロジーや再生可能原料のさらなる活用を目指し、技術開発や製品開発に取り組みます。
NIKKOL ECO-Friendly 製品定義
NIKKOL ECO-Friendly Policy に対応した製品の販売活動を推進するために、日光ケミカルズ パーソナルケア事業本部では「ECO-Friendly 製品定義」を策定しました。
ECO-Friendly 製品は、最低限満たすべき条件としてRSPO認証対応/パームフリーやシリコーンフリー、石油由来のPEGフリーなどを設定しています。加えて、社会貢献やKosher対応、トレーサビリティが確保された製品などを「Ethical製品」、生分解性が良好な製品を「Climate製品」、アップサイクルやバイオプロセス製品などを「Origin製品」と定義しています。
- *1: Traceability Level 1: country Level 2: city/province Level 3: farm, village
- *2: Biodegradability OECDガイドライン準拠
- *3:自然由来指数 ISO 16128
オリジナルのロゴには、以下の思いが込められています。
「一枚の葉が集まればやがて大樹となり、地球環境への大きな一歩となる」
ロゴ全体のシルエットはNIKKOLの頭文字「N」を表現し、枝分かれされた葉脈は、「未来へと広がる技術と努力」をイメージしています。