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学会・論文発表

【当社社員による学会発表のお知らせ】 「レオロジー測定及び共焦点ラマン分光法によるO/W型クレンジングクリームの転相現象評価」に関して

下記の通り当社社員が学会発表(ポスター)を行いました。

発表者:中央研究所 / 応用開発部 / 開放研究室  諏訪 有里枝

開催日:2025/12/8〜2025/12/10

学会名:第3回日本化粧品技術者会学術大会

タイトル:『レオロジー測定及び共焦点ラマン分光法によるO/W型クレンジングクリームの転相現象評価』

発表内容:O/W型クレンジングクリームでは、使用時の塗布過程における水分蒸散により乳化物がO/W型からW/O型に転相することが知られています。この転相現象を適切に制御することは、クレンジングクリームの使用感や性能の向上に重要な要素となります。近年、官能評価だけでなく、レオロジー測定を活用することで転相現象を定量的に評価する手法が報告されていますが、転相過程における正確なエマルション状態の把握には至っていません。そこで本研究では、レオメータによるせん断粘度測定と共焦点ラマン分光法によるエマルションの塗膜状態観察を組み合わせることにより、これまで感覚的にしか判断できなかった転相現象を視覚的に評価する手法を見出しました。さらに、この手法を活用することで、種々の親水性非イオン界面活性剤が転相現象に及ぼす影響について検討しました。

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