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中東危機に対する弊社の対応について

日光ケミカルズをはじめとするニッコールグループでは、「安心」「安全」「安定供給」という「3A」を基本理念として掲げております。世界的な危機の最中にあっても、透明性の高い情報を共有し、お客様に状況を最大限明確に把握していただくことが弊社の責任であると考えております。

弊社の積極的な対応策をより具体的にご理解いただくため、現在のサプライチェーン管理および事業継続計画(BCP)に関する詳細を以下の通りまとめました。

1. 厳格な内部モニタリングとガバナンスについて

弊社では、グローバル市場における調達情報が弊社経営陣、そしてお客様に即座に届くよう、コミュニケーション体制を構築しています。

  • 週次戦略会議:ニッコールグループ主要製造拠点である日本サーファクタント工業 宇都宮事業所および那須事業所の生産管理部門、弊社グローバル購買部門およびPSI統括部(在庫管理部門)を週に一回招集し、最新のサプライチェーンの変化を分析、リアルタイムで調達に関する戦略を立案しています。
  • 部門横断的な連携: 弊社各事業部と日本サーファクタント工業社の生産拠点間に専用の通信チャネルを設け、安定供給が出来るよう、原料供給状況に基づき最適な生産計画を随時策定しています。

2. 原料および溶剤の戦略的調達について

石油由来の誘導体、特に各種工業用溶剤の供給における不透明感への対応を最優先事項としています。弊社は、多角化戦略を通じてこれらの制約に対応しています。

  • 新たなグローバルソーシング: 主要な溶剤については従来の国内サプライヤーに留まらず、海外市場からの新たな調達ルートの確保に努めています。
  • 代替グレードの検討: 弊社は現在、バイオ由来やCO₂由来の溶剤など、複数の「新規供給源」を評価中です。これにより、特定の地域の供給が途絶えた場合でも、主力製品の生産ラインへの影響を最小限にとどめられる体制の構築を目指しています。また、これら新規溶剤については厳格な検証を行い、高い品質基準と国際的な規制認証が損なわれないことを保証しています。

3. 供給の安定化と受注管理について

供給危機や不足の可能性がある期間において、弊社はすべてのお客様の利益を守る必要があります。すべてのお取引先様に継続的かつ公平に製品をお届けするため、在庫状況を細やかに管理し、一時的に現在の実需に基づくご注文の対応を優先させていただく場合がございます。

  • アロケーション(割当)制度: PSI統括部は、通常の数量を上回るご注文を精査しています。在庫の枯渇を防ぎ、すべてのお客様に継続的かつ安定的に商品をお届けできるよう、個別案件ごとに管理を行っております。
  • 自発的調整: 制限品目に関する「出荷可否」のステータスについて、お客様と対話を維持し、お客様の生産計画を可能な限り早期に調整いただけるよう努めています。

4. 物流および副資材のBCPについて

現在の危機は、化学原料だけでなく、輸送に必要な容器や梱包材にも影響を及ぼす可能性があります。

  • 梱包材対策:プラスチック資材(ボトルキャップや内装ビニール袋など)が不足することも考慮し、BCP対策を講じています。これには、例えばフレーク状製品においてビニール袋から紙袋への切り替えの可能性を検討することなどが含まれます。さらに、将来的な価格高騰や不足に備え、プラスチック製サンプル瓶やその他補助材料の安全在庫を先行して積み増ししています。
  • 物流への影響に対する対応: 輸出入および国内輸送における配送遅延やコスト変動を注視しています。

日光ケミカルズとしてのコミットメント

弊社は、状況の変化を定期的にお客様にお知らせすることをお約束いたします。情勢の先行きは見通しづらい状況にございますが、弊社はお客様の生産計画への影響を最小限に抑えることを最優先とし、入手可能な最新情報を常に透明性をもって共有し、お客様とともに最善の対応策を見出していきます。

2026年4月9日

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