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【当社社員による学会発表のお知らせ】 「直鎖およびβ分岐モノアルキルリン酸塩の相挙動と乳化への応用」に関して

下記の通り当社社員が学会口頭発表を行いました。

発表者:中央研究所  鈴木 敏幸

開催日:2025/9/22〜2025/9/25

学会・セミナー名:第76回コロイドおよび界面化学討論会

タイトル:『直鎖およびβ分岐モノアルキルリン酸塩の相挙動と乳化への応用』

発表内容:長鎖モノアルキルリン酸(MAP)塩は対イオン、疎水鎖の違いにより、相挙動が大きく異なります。対イオンとしてカリウムおよびL-アルギニン(Arg)を用いた時、疎水鎖として直鎖とβ分岐型を用いたときの相挙動を比較しました。直鎖MAP-Argのクラフト点以下における特異な相挙動、β分岐MAP-Arg塩の液晶形成能は特筆すべきもので、その特性はエマルションの生成および安定化に反映されます。具体例として、C16MP-1Argのαゲ形成・安定化能を利用したマルチラメラエマルションの調製、β分岐型C16MP-1Argのラメラ液晶を利用した微細エマルションの調製について発表しました。

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